「システムの導入日程」ではシステムを導入する際の日程を説明しました。
きっと、みなさん「え!?、こんなに時間がかかるの?」と驚かれたと思います。
全体の日程感が分かったところで、次は各工程で何をやらなければならないかを細かく説明して行きましょう。
これが分かっていただければ、なぜ時間がかかるかが分かっていただけると思います。
各工程では、「やること(何をやるか)」「やり方(どうやってやるか)」を説明します。
やること(何をやるか)
各工程で何をやらなければならないかを説明します。
例えば「プロジェクト体制の構築」では、定例やステアリングコミッティなどのコミュニケーションルールを作る必要があります。
また、プロジェクト全体を示すプロジェクト体制図を作る必要があります。
このように各工程では、作ることや準備することなどがたくさんあります。
それらを列挙し説明ます。
できるだけ、時系列に沿って説明します。
また、各工程では最終的にはなんらかの文書を作成することになります。
各工程でのアウトプットですね。
それらも記載していきましょう。
やり方(どうやってやるか)
よく聞くのは「やることは分かるけど、問題はそれをどうやってやるのかが分からないんだよ」と言われます。
そうですよね、プロジェクトメンバ同士の意思統一や進捗状況の確認のためにはコミュニケーションルールが必要なことは分かります。
問題はそのコミュニケーションルールを「どうやって作るか」、その作り方、やり方が分からないんだと思います。
ここでは、その作り方、やり方を具体的に説明します。
各工程の中に「ポイント!」を入れます。
そこに、みなさんが「こうやれば作れるんだ」と納得していただけるような説明を入れます。
各工程の説明
各工程の説明先は以下のような構成になっています。
各工程をクリックしていただき、その先の詳細な説明を御覧ください。
説明は順次追加、更新中です。
- 準備フェーズ
- プロジェクト体制の構築
- システム/ベンダ選定
- 提案書の作成
- プロジェクト全体の見積もり
- 提案フェーズ
- 提案活動
- 契約
- プロジェクトルームの設置
- プロジェクトのキックオフ
- 要求定義フェーズ
- 新業務フロー図の作成
- 要求の洗い出し
- 要求仕様書の作成
- 要求の合意
- システム開発の概算見積もり
- 開発環境構築
- データ移行準備
- 要件定義フェーズ
- ベンダーへの要求説明
- 仕様検証
- ベンダーからの要件説明
- 要件合意
- システム開発見積もり
- 設計/プログラミングフェーズ
- ベンダーの日程管理
- 設計書の確認
- 設計変更対応
- ユーザー教育準備
- 運用/保守準備
- テストフェーズ
- テスト準備
- テスト実施
- 障害対応
- システム移行フェーズ
- システム移行手順書の作成
- システム移行リハーサル
- システム、データ移行
- ユーザー教育
- 運用/保守フェーズ
- 特別サポート体制の構築/特別サポート体制
- 運用/保守
まとめ
ここでは、各工程の説明をどのように進めていくかをかきました。
この後、各工程についてご説明しますので、ご確認ください。